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病気になる理由とは

植物とわたし

誰だって、許せない相手が
ひとりやふたりは、いると思います。

わたしは、
しょうもない欲のために
わたしを利用した相手のことを、
許さなくていいと思っています。

同時に、とっくの昔に
許してしまっている
気もしています。

 

実のところ、
わたしがずっと許せなかったのは、
わたしを守りきれなかった
じぶん自身のことでした。

嫌な目に遭ったのは
わたしにも責任があると
悔い続けてきました。

未熟だったわたし、
甘かったわたし、
寛容すぎたわたし、
曖昧すぎたわたし、
信じすぎたわたし、
弱かったわたしを、

わたしは、記憶の中で、
罰し続けていました。

二度と同じような
目に遭わないように。
じぶんを守るために、
心に刻もうとしていました。

だけど、それで強くは
なれませんでした。
逆に、苦しくなる一方でした。

 

あるとき、ハイアーセルフが
教えてくれました。

「病気の原因は、罪悪感だよ。」

わたしのケースだけでなく、
あらゆる病気の原因に
多かれ少なかれ
“自罰”があるというのです。

自ら、じぶんに矛先を向けて
責め続けるのですから、
それは痛く、悲しく、残酷で、

しかも、
無意識でやっているため、
誰かが止めてくれる訳もなく。

長期に渡りじわじわと
我が身を蝕み、
症状に出てやっと、
自罰していることに
気づくか、気づかないか。

気づけないと、
自罰を止めることは
できません🥲

 

わたしは、
相手のことは、
許したり、許さなかったり
しています。

その日の気分で、
怒りが込み上げてくることもあれば、
無関心にどうでもよくなったり。

顕在的には、
忘れていることが
ほとんどです。

でも、おそらく、
潜在的には
忘れていないでしょう。

 

そこは、
日にち薬に任せておいて、
わたしのことは
許すことにしました。

知らなかったのだから、
経験がなかったのだから、
仕方がなかったのだと。

生きていただけよかった。
最悪の事態に至らなくてよかった。
命さえあれば、やり直せるのだから、と。

そうしたら、
これまで苦しみ続けていた
可哀想なわたしが、
ホッと安心して
笑ってくれました。

じぶんに課していた
制限や厳しさが消えて、
心が弛んだ気がしました。

体の緊張や力みも弛んで、
安らぎが生まれました。

委ねていい、
手放していい、
この瞬間から
新しく生まれ直せばいい。

痛い経験は、
肥やしや賢さにして、
しぶとく生き抜いてやれ。

何度もじぶんに
言い聞かせていた言葉たちが、
深く深く腑に落ちていきました。

じぶんに優しくすることを、
何十年も費やして
学べたのでした。

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